材料(シュー生地約500グラム分)
- 水130グラム
- 全乳130グラム
- バター 130g
- 砂糖11g
- 塩7グラム
- 強力粉 100グラム
- 全卵192g(大きさにもよるが、中卵4個程度)
- 液体を加熱する:
中くらいの鍋に、水、全乳、バター、砂糖、塩を入れる。中火にかけ、時々かき混ぜながらバターが完全に溶けてなめらかになるのを確認し、軽く沸騰させる。 - 小麦粉を加えて混ぜる:
沸騰したらすぐに火から下ろす。小麦粉を一気に加え、木べらか丈夫なヘラで、なめらかな生地になるまで手早くかき混ぜる。フライパンを弱火に戻し、フライパンの側面から生地が離れるまで1~2分間かき混ぜる。
ヒント:ダマにならないように、また生地がなめらかになるように、小麦粉を加えた後はよくかき混ぜること。また、この段階で生地を焼きすぎないこと。生地がまとまり、蒸気を放出することで、後で生地っぽさが残るのを防ぐことができる。 - キッチンエイドで冷却とミキシング:
生地をキッチンエイドミキサーのボウルに移す。パドル(平らなビーター)を取り付け、ミキサーを低速で数分間回し、生地を少し冷ます。こうすることで、後で卵を加えるときに火が通るのを防ぐことができる。
ヒント:キッチンエイドがない場合は、ハンドミキサーを使うか、木のスプーンを使って手で混ぜることもできる。 - 重量と水分のバランスをチェックする:
卵を加える前に、生地の重さを量る。重さが500gに満たない場合は、ミキサーを低速で回転させながら、総重量が500gになるまで少しずつ水を加える(1回に1~2g程度)。こうすることで、生地が適切な固さを保つことができる:
冷ました生地に卵をひとつずつ加え、中速で混ぜる。次の卵を加える前に、それぞれの卵が完全に生地に吸収されていることを確認する。最終的な生地は、滑らかで光沢があり、パイピングしたときに形を保てるくらいの固さにする。
ヒント:パドルアタッチメントやスプーンから生地が落ちたときに、生地が「V」字型になっていること。 - 成形と冷凍:
生地をエクレア型に入れ、型が均等に埋まるようにする。焼成中にエクレアの形を保つために、型を6時間冷凍する。
アドバイス冷凍することで、エクレアを焼くときにその形を保つことができるが、十分な時間をかけて冷凍すること。 - 焼く準備:
凍ったら、エクレアを型から取り出し、天板に敷いたシリコン製エアーマットの上に置く。凍ったエクレアに軽く油をスプレーする。その後、焼成中のひび割れを防ぐため、粉砂糖を薄くまぶす。180度200度に予熱したオーブンで、きつね色に膨らむまでエクレアを焼く。
アドバイスエクレアが崩れるのを防ぐため、焼き始めの15~20分はオーブンを開けないこと。代わりにオーブンの窓から確認してください。その他のアドバイス
保存方法エクレアを全部すぐに焼く予定がない場合は、冷凍エクレアを数週間冷凍庫に入れておくことができる。冷凍のまま、焼き時間を少し調節して焼く。